ヘルペスの原因。その正体はヘルペスウイルスによる感染

ヘルペスを引き起こす原因は諸説あり、最も広く認知されているのがウイルスによるものです。しかし、ヘルペスそのものは病気ではなく、水ぶくれが集まる状態を示す言葉です。

そのため、ウイルス以外の要因によってヘルペスが皮膚に生じることは十分考えられるわけです。

ここではヘルペスが起こる原因について、ウイルスと神経圧迫の2つを主として解説させていただきます。様々な要因を考慮しておくことで、なかなか完治しないヘルペスと正しく向き合うことができるはずです。

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ヘルペスの正体はウイルスと考えるのが一般的

通常であれば、ヘルペスの原因は何かと問われれば、ウイルスによるものだと考えるのが正しいでしょう。

子供の頃に引き起こされる水ぼうそうもその1つで、口唇ヘルペスや性器ヘルペスに関しても、ウイルスが引き起こす症状ではないか最初に疑うべきでしょう。

ウイルスと聞くと恐ろしい伝染病のように思われるかもしれませんが、ヘルペスを引き起こすウイルスというのは、多くの日本人が体内に有しているものです。

中でも、口唇ヘルペスなどを引き起こす単純ヘルペスウイルス1型に関しては、日本人の過半数が感染していると言われているほどです。

ただし、ウイルスに感染したからと言って、それだけでヘルペスを引き起こすわけではありません。ほとんどの人は、ウイルスに感染していても症状が現れることなく、なにも起きないまま済んでいます。

これが病気や疲労といったように、何らかの理由で免疫力が弱まったりしたときに、水ぶくれや湿疹といった形で皮膚に異常が起きてしまうのです。

ヘルペスウイルスは死滅しないのか?完治しづらい理由は体質?

ヘルペスの原因がウイルスである場合について、もう少し詳しく考えてみることにしましょう。ウイルスが原因であるならば、風邪やインフルエンザのように、体内の菌が死滅してしまえば再発リスクはなくなります。

ところが、ヘルペスウイルスというのは8種類が存在し、中には体の免疫システムが機能しない厄介なものも存在します。皮膚に水ぶくれが少し出るようなレベルだと、命に別状があるわけでもありませんので、積極的に体内で殺菌されることがないというわけです。

これは口唇ヘルペスや性器ヘルペスといったような、生活に支障が出るわけではないものの、見た目が気になるようなものに多い特徴でもあります。

仮にヘルペスが目立たなくなったとしても、ウイルスは体の中に残ったままですので、体調不良や疲労などによって再発してしまうのです。

言ってしまえば個々人の体質のようなものですから、なにも対策をしないままだと、一生ヘルペスで悩まされることもあり得るでしょう。

このようにヘルペスそのものはウイルスが引き起こすものとしても、実際に皮膚に異常が出る原因は、免疫力や体質によるという特徴があります。

他の病気のように感染予防や除菌をすることよりも、感染によって症状が出ないようにすることが大事になると覚えておきましょう。

脊柱での神経圧迫がヘルペスの原因になる場合もある

ヘルペスのような皮膚に現れる異常というのは、神経がそうなるように命令して引き起こされるものです。やけどによる水ぶくれのように、体を守るための防衛システムであると考えれば、ヘルペスそのものは脳が意図的に起こしているとみなすことができます。

しかし、神経が何らかの要因によって誤動作してしまい、必要のない水ぶくれや湿疹が生じるのが皮膚病としてのヘルペスになります。

この神経異常についてですが、先述したウイルスによるものだけではなく、骨の圧迫が原因となるケースも考えられます。椎間板のような骨と骨の間には、多くの神経が通っていますので、そこを圧迫されてしまえば伝達される情報にも異常が発生するものです。

ケガや筋肉痛によって神経が圧迫されてしまったとき、後遺症として皮膚にヘルペスが生じることも考えられることです。

ウイルスが原因のヘルペスと違い、骨や筋肉の異常による神経圧迫でヘルペスになっているのであれば、外科的な観点から完治を目指していかなければなりません。

どんなに免疫力を上げる努力をしても治らないヘルペスであれば、椎間板がきしんでいたり、筋肉が硬直して神経を圧迫させている可能性も疑うべきと言えるでしょう。

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