大人になってから初めてヘルペスウイルスに感染すると重症化する?

生まれてから一度もヘルペスの症状が出ていない人の場合、成人してから初めて症状が出ると、40℃を超えるような高熱を伴うことがあります。

子供の時に水ぼうそうになった経験のある人と違い、今まで何ら問題のなかった人ほど重症化しやすいので注意しましょう。

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帯状疱疹は高熱や激痛を伴うヘルペス症状

子供が多く感染する水ぼうそうですが、単に皮膚に水ぶくれや発疹だけに留まらず、インフルエンザのような高熱・痛みを伴うことが多いです。幼稚園や小学校では、水ぼうそうは出席停止扱いとなり、数日間の欠席をするように指導されます。

このような経験をした人が成人すると、すでに体内にヘルペスウイルスに対する免疫がありますので、同じような症状が起きることは少ないものです。

一方で、子供の頃から一度も水ぼうそうなどのヘルペスになったことがないと、ウイルスに対する抵抗が全くない状態となります。初めて体内にウイルスが入り込むわけですので、体の免疫がほとんど作用せずに、どんどん重病化していく恐れがあります。

全身にベルト状の発疹(帯状疱疹)が現れ、40℃を超える発熱を起こしたり、身動きが取れないほどの激痛が走ることもあります。

これはインフルエンザなどと同じく、体の免疫システムが未知のヘルペスウイルスと戦っているために引き起こされるもので、リンパ腫れも大きくなっていきます。

こうした症状はきちんと安静していれば治るものですが、人によっては症状があまりにも酷くなり過ぎて入院することもあります。

冬の時期に発症するとインフルエンザと勘違いしてしまいやすいですが、もしも皮膚に異常が見られた際には、早い段階でヘルペスウイルスが原因ではないか疑ってみましょう。

口唇にヘルペスが現れ始めたら注意が必要

これまでヘルペスとは無縁の人生を送ってきた人ほど、初期症状が現れたら早めに診療をすることをおすすめいたします。口唇に水ぶくれのようなものが現れたり、ヘルペスかどうか判断に苦しむ小さな腫れであっても、体のだるさ(倦怠感)を感じているならば要注意です。ほっておくと重症化していき、前項で解説したような高熱・痛みが起きる可能性があります。

すでにヘルペスを発症した経験がある人ならば、ちょっとした体調不良ぐらいで済んだり、見た目の症状も小さく日常生活を送れるケースがほとんどです。体の免疫というのは、生活に支障をもたらす症状ほど強く作用するものですから、子供の頃の水ぼうそうのような重症に発展するリスクは小さいのです。

まだ一度もヘルペスと戦ったことのない体では、たとえどんなに体が丈夫な大人であっても、完治するまでは油断できないものだと覚えておいてください。まったく免疫がないウイルスなので、免疫システムはとことん強く作用していき、それに伴って高熱や痛みの度合いも強くなっていきます。

子供ならばそこまで強い反発は起きずに済みますが、大人になってから感染すると、子供以上に重篤化してしまう恐れがあるのです。

風邪っぽいと感じたら、体全体に発疹がないか要チェック

ここまで大人になってからヘルペスに感染することの危険性を解説させていただきましたが、自分がヘルペスに感染しているかどうか判断するのは難しいものです。

数ミリ程度まで大きくなれば嫌でも自覚できるのですが、ほんの小さな発疹しかない場合、虫刺されの痕と違いがわからないものです。

自分の顔に複数の点のような腫れが見られた場合、ヘルペスを真っ先に疑っておかないと、たちまち重症化する危険性があります。病院に行けばヘルペスウイルスの活動を抑える薬を処方されることもあるので、そうした助けも借りれば、その後の発熱・痛みが小さく済むことに期待できるでしょう。

重病化してから診察を受けても、すでに体がウイルスと激しく戦い始めている段階ですので、なかなか簡単には症状を抑えられません。

いずれにしても自分だけで軽い風邪などと判断せずに、気になった場合には早期の診療を受けることが大事になります。重病化したまま無理をしてしまうと、脳炎まで引き起こしてしまい、数こそ少ないですが最悪の場合は死に至るケースも存在します。

ヘルペスウイルスは誰にでも感染する可能性があるので、子供の時から発症しなかったからと言って、自分の人生とは関係ないなどと思い込まないようにしてください。

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