口唇ヘルペス発症時の化粧~口紅やリップの使用について~

口唇ヘルペスを患うと、見た目として気になってしまうものですから、ついついメイクをする時に厚めに塗ってしまう人がいます。そのような行為をしてしまうと、患部にダメージを与える可能性がありますし、完治までの日数が長くなる恐れがあります。

ヘルペスを隠したくなる気持ちはわかりますが、正しく病気を理解し、回復を妨げることがないようにしましょう。

口唇ヘルペスにかかって、化粧や口紅を厚く塗ってしまうのはNG

特に、初期症状となる小さな水ぶくれや腫れで悩んでいるとき、人によっては口紅をいつもより広めに塗ろうとすることがあります。化粧や口紅を塗ること自体は悪いことではないのですが、あまり厚めに塗り過ぎてしまえば、皮膚が空気に触れなくなってしまいます。

通気性が悪くなれば、それだけ皮膚の健康状態も落ち込んでしまい、結果としてますますヘルペスが悪化してしまいます。

また、化粧や口紅の量こそ少なくしたとしても、しつこく患部に触るようなことも避けるべきです。皮膚にできているヘルペスというのは、患部ではウイルスが増え始めている最中ですから、それを促進するようなことはやめるようにしましょう。

ごまかすつもりで患部を触り続けると、ますますウイルスが増殖したり、水ぶくれが破れてしまうような危険性が高まります。

口唇ヘルペスに悩んでいるときは、化粧や口紅などメイクでごまかすという発想を捨てるべきです。できるだけ早く完治させてしまうのがベストですので、思い切ってマスクで顔を隠してしまい、化粧を控えめにするくらいの考え方をするようにしましょう。

リップクリームには口唇ヘルペスを治す効果はない

唇が乾燥しているときなど、リップクリームを塗ることによって、皮膚の状態が良くなることがあります。それと同じ感覚で口唇ヘルペスを治そうとするのは、明らかに間違った行為ですので避けるようにしましょう。

肌荒れなどと違い、ウイルスが原因となる病気ですから、患部(水ぶくれ)の中でヘルペスウイルスが増殖している間は余計なことをするべきではありません。リップクリームはあくまで乾燥を防ぐものであり、ウイルスを殺菌するような効果はありませんし、患部を刺激して完治までの時間を長くするだけです。

また、水ぶくれが消えた後にできる瘡蓋(かさぶた)や肌荒れなどについても、メイクやリップクリームでごまかすのはおすすめしません。すでに皮膚上からヘルペスウイルスは消えている状態とはいえ、その奥にある神経においては、わずかにウイルスが滞在している可能性があります。

医師から処方された塗り薬は別ですが、それ以外に自分自身の判断で何かを患部に塗るという行為については、できるだけ避けるのが無難であると覚えておきましょう。

口唇ヘルペスは誤魔化すことができないとあきらめるべき?

ここまで「患部には触るべきではない」ということを繰り返してきました。口唇ヘルペスの発症がスタートさせた時点で、水ぶくれや瘡蓋ができてしまうのは仕方ないとあきらめるべきです。

大事なのはそれをごまかすことではなく、つらい期間をできるだけ短縮したり、患部の範囲を狭くすることにあります。

余計なことをして症状を悪化させずに、しばらくはマスクなどをして生活するようにして、できるだけ患部を刺激させずに過ごすことを第一に考えるようにしてください。

そうすることで、自然完治が進んでいき、1週間ほどで見た目では判別しづらくなるものです。初めてヘルペスになった人などは不安に感じられるかもしれませんが、なにか大きな病気にかかっているような場合を除けば、一時的な症状でしかありません。

また、早期に口唇ヘルペスになりかけていると気づいた場合には、医師に相談することで初期症状を抑える薬を処方されることがあります。

どうやってヘルペスをごまかすか考えるよりも、医師に相談する時間を確保した方が、完治までの日数を減らして悩みを軽減することにつながることでしょう。

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