腫れてズキズキ痛む指先・・・それ、ヘルペス性ひょう疽かもしれません

手の指、あるいは足の指にズキズキとした痛みを感じる場合、ひょう疽(そ)と呼ばれる病気になっている可能性があります。ひょう疽の原因は、指先から侵入するウイルスや細菌が主で、爪の周りで炎症を起こすことで痛みが発生します。

ヘルペスウイルスについても指から感染することがあり、ひょう疽を引き起こす原因となり得るので注意しましょう。ここでは指や爪に痛みを感じさせるヘルペスの症状について、予防策や治療法などを中心に解説させていただきます。

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ヘルペスの患部に触れると、指や爪に伝染する恐れがある

一般的に認知されているヘルペスと言うと、唇周辺に出てくる口唇ヘルペス、もしくは性器ヘルペスの2種類でしょう。いずれも神経内に潜伏していたヘルペスウイルスの活動が原因で、しばらく時間が経過すると神経の奥に引き返していく特徴があります。

外からのウイルス感染が直接的な原因ではなく、体内に潜伏しているが体調不良などで活動しやすくなることが引き金になる病気です。

一方で、指先に「ひょう疽」として出てくるヘルペスというのは、直接ウイルスに触れたことがきっかけで発症するものです。

よくある例としては、唇や性器周辺の水ぶくれに触れてしまい、そこからウイルスが指先に侵入して発症するケースがあります。もしも何らかのヘルペスを患っている場合、できるだけ患部には触れないようにして、きちんと手洗いをするようにしましょう。

もしも指先や爪が痛くなったら、ヘルペスの抗ウイルス薬が有効

万が一、指先に水ぶくれや腫れが見られたり、爪の周辺が強く痛み始めた場合、ひょう疽の症状であると疑いましょう。それがヘルペスの患部に触れたりした後であれば、かなりの確率でヘルペスウイルスが指先に侵入していると思われます。

そのまま放置していると、関節を曲げられないほど腫れてしまったり、強い痛みやかゆみで悩まされる恐れがあります。

原因がヘルペスウイルスであるとわかっている状況ならば、皮膚科などで診察を受ければ、抗ウイルス薬を処方されるはずです。ウイルスの活動を抑えることで症状が緩和し、強い痛みを感じるようなこともなくなり、じきに完治へと向かっていきます。

ヘルペス性ひょう疽については、概ね1週間ほどで治癒するものですから、手術などの大掛かりな方向に話が進むことは考えにくい病気となっています。

ただし、ひょう疽というのはヘルペスウイルスが原因となる場合よりも、黄色ブドウ球菌という最近が引き起こすことの方が一般的です。

そのため、早い段階で初期症状を感じたとしても、それがヘルペス性ひょう疽であると断定するのは難しいことがあります。こうした理由から、状況によっては、すぐに抗ウイルス薬を処方されず、しばらくは痛み止めで様子を見られる場合も考えられます。

ヘルペス性ひょう疽は伝染リスクがあるので、目を触ってはいけない!

唇周辺や性器周辺の水ぶくれを触れることで、指先にヘルペスを発症するのと同じく、ヘルペス性ひょう疽から外部に伝染する危険性もあります。

特に、ヘルペスウイルスが指先に侵入している状態で、眼球をこすったりするとヘルペス性角膜炎などの原因になるので注意しましょう。

性器ヘルペスなどと同じく、他人にも伝染させる恐れがある病気ですから、患部をガーゼや絆創膏で保護するのが伝染予防としては効果的です。

ヘルペスウイルス自体は決して危険なものではなく、日本の成人であれば半数ほどが体内に潜伏させており、過度に恐れるべきものではありません。

しかし、水ぶくれやひょう疽という形で発症している場合、そこから患部を広げてしまったり、他人の皮膚にも症状を移しかねない危険性はあります。

もしも指や爪にヘルペスの症状が出ているのであれば、自分自身の目などを守ることも大事ですが、家族や友人にうつすことのないように最低限の対策はしておきましょう。

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