目の周りの水ぶくれ、ヘルペス性結膜炎かも

ヘルペスウイルスによる目の病気として、結膜炎を発症する事例が多くあります。結膜と言うのは、眼球の表面を薄く覆っている粘膜のことで、目に関する器官としては最も外側にあるものになります。

位置的に粘膜というのは、外気と直接的に触れることになりますので、ウイルスの影響によって炎症を起こしやすい特徴があるのです。

ここではウイルス性の結膜炎の中でも、特に単純ヘルペスウイルスが原因となるものについて解説させていただきます。

結膜炎は様々な原因が考えられる病気ですので、もしも症状が出てきたときには、ヘルペスも可能性の1つとして考えるようにしてください。

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ヘルペス性結膜炎は子供がかかりやすい病気

いくつか種類のあるヘルペスに関するウイルスの中でも、単純ヘルペスウイルスというのは、顔周辺に影響を出しやすいものとなっています。

一般的には口唇ヘルペスと呼ばれる口周辺に水ぶくれを起こす症状が主ですが、場合によっては目の周辺にまで患部が広がっていき、結膜にまで達してしまうことがあります。

抵抗力の強い大人であれば、目の周辺にまで広がることは稀なのですが、まだ抵抗力の弱い子供が初感染した際には結膜炎を起こす可能性が高くなります。

ただし、だからと言って大人がヘルペス性結膜炎にならないわけではなく、極端に体調が落ちている場合などには目にも影響が出る恐れがあります。

口の周辺だけにヘルペスの症状が出ているだけなら良いのですが、他の部位にまで広がっていると感じたのであれば、年齢を問わずに目の影響を警戒した方が良いでしょう。

結膜炎の症状は充血や目ヤニの増加など

ヘルペス性結膜炎だけに限らず、結膜が炎症を引き起こすと、見た目でもわかるほどの充血や目ヤニが発生することになります。

痛みやかゆみを感じる人も多く、中には目を開けるのがつらく感じるようになって、眼帯をして生活をするような人もいらっしゃいます。

ヘルペスウイルスが原因の結膜炎であれば、片目だけ炎症を起こすことが多いですから、一時的に眼帯をつけることで症状が緩和されることもあります。

こうしたつらい症状も、治るまでには時間がかかるものではなく、ヘルペス性の結膜炎であれば1週間ほどで完治することが多いです。

単純ヘルペスウイルスというのは1週間ほどで神経の奥にまで引っ込む特徴がありますので、ウイルスが活動を停止してしまえば、目への影響もなくなるというわけです。

それまでの間は点眼薬(目薬)で症状を軽くしたりして、経過を観察しながら自然完治するのを待つことになります。

要するに、結膜炎をすぐに治せる特効薬のようなものはないということですから、できれば症状が起きる前に予防するのが一番大事であるとご理解ください。

ヘルペス性結膜炎の予防方法は?目の下の水ぶくれには注意!

もしも目の下のあたりまでヘルペスと思われる水ぶくれや発疹が現れた際には、結膜炎になる危険性があると考えて、早めに皮膚科や眼科で診察を受けるようにしましょう。

早い段階であれば、目までヘルペスが達する前に進行を抑えられ、結膜炎を予防することが可能です。

そもそも顔に出てくるヘルペスというのは、三叉神経という3つに分かれた神経の通路を経由して、皮膚の表面にまでウイルスが出てくる病気です。

この3つの神経の内、目の周辺につながる通路にウイルスが進行していくと、目の下あたりにまで赤い水ぶくれが生じることになります。

もしも目の下に何かしらの症状が出てきたのであれば、すでにヘルペスウイルスが眼球周辺を目指して動いているということですから、早めに活動を弱めるようにしておきたいところです。

まだ結膜炎にまで至っていない状態ならば、水ぶくれの患部に塗り薬を使用して、ウイルスの活動を抑制する治療法が取られることになるでしょう。

こうした予防的な措置によって、ウイルスの進行速度や範囲が小さくなり、結果的に眼球への悪影響を回避することができるのです。

前項でも説明させていただいたように、結膜炎の症状が出てからでは何かと生活に影響が出やすくなりますので、早めに危険を察知して眼科・皮膚科の診察を受けることをおすすめいたします。

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