性器、唇だけでなく、まぶたにできるヘルペスも存在する

まぶた周辺に水ぶくれが生じたり、発疹が現れた場合は、瞼ヘルペスである可能性が高いです。顔に現れるヘルペスとしては、唇の周りに症状が出るケースが多いのですが、ウイルスの活動状況によっては目の周辺に異常が現れることがあります。

瞼ヘルペスそのものは決して危険な病気というわけではありませんが、眼球が近くにあるため、角膜炎や結膜炎といった合併症のリスクが高くなっています。

ここでは、まぶたの周りに出てくるヘルペスについて、特徴や治療法を解説させていただきます。

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まぶたのヘルペスはすぐに病院へ行くべき?

瞼ヘルペスそのものは口唇ヘルペスなどと同じく、ウイルスが神経に作用することで現れる皮膚炎(水ぶくれ・発疹)が主で、それ自体に何か危険な要素があるわけではありません。

かゆみや痛みこそ感じられますが、概ね1週間から2週間ほどで自然完治しますので、過度に危険視する必要はありません。

しかし、ヘルペスウイルスというのは神経を移動する特性があるため、まぶた周辺で活動しているということは、眼球にも広がっていく危険性が高いです。

瞼ヘルペスを発症した患者の約半数が角膜炎なども患うと言われており、眼球にヘルペスが現れる寸前と考えるべきでしょう。

角膜ヘルペスやヘルペス性結膜炎といった症状が現れると、一時的とはいえ生活にも悪影響が及んでしまいますので、そうなる前に対処をしておくべきです。

ヘルペス全般に通じて言えることですが、ウイルスを死滅させる特効薬が存在しない以上は、早めに予防薬を使って症状を抑えるのが一番です。

生活に影響がないからと言って、そのまま放置をしてしまうのは危険ですので、まぶたに水ぶくれを見つけたらすぐに診察を受けるくらいの気持ちを持ちましょう。

眼球に症状が出る前ならば、アシクロビルなどの抗ウイルス剤を処方することで、ヘルペスウイルスの進行を抑え込むことが可能です。

瞼に水ぶくれが出来た場合は、絶対に触ってはいけない

まぶたにヘルペスが現れると、通常は患部周辺にかゆみを感じますので、うっかり触ってしまうこともあるでしょう。また、睡眠中の寝返りなどで、気づかないうちに水ぶくれを潰すようなことも考えられます。

こういった行為というのは、ヘルペスを治す上ではタブーとも言えることですので、絶対にやってはいけないことだと理解しましょう。

ヘルペスによって生じる水ぶくれというのは、中にウイルスが溜まっているので、中の分泌物が飛散することで症状をより広げてしまう恐れがあります。

特に患部がまぶたである場合、すぐ近くに眼球があるため、角膜炎などの症状を起こす原因にもなり得ます。水ぶくれや発疹の状態にもよりますが、眼帯やガーゼで患部を覆って、完治までは水ぶくれを潰さないようにしておくと安全です。

もしも子供が瞼ヘルペスを患った場合には、早めに病院で診察を受けるのはもちろんですが、患部を触らないようにきちんと教えておく必要があります。

目に影響が現れる黄信号とも言うべき状態ですから、ちょっとしたことで症状が重くなりやすいため、早めの対策と予防を意識するようにしましょう。

ヘルペスを何度も再発している人は要注意

ここまで瞼周辺に現れるヘルペスについて、眼球へのリスクを中心にして解説させていただきました。ただ、ヘルペスの症状にも個人差があるため、すぐに水ぶくれとして表面化しないような場合もあります。

軽いかゆみや痛みを感じるものの、皮膚には大きな影響が見られず、そのまま放置していたら角膜炎などの症状が起きたという人も存在します。

まぶたの周辺に軽い異常を感じた場合、それがヘルペスウイルスによるものだと真っ先に疑う人は少ないことでしょう。もしも、過去に口唇ヘルペスなどで悩んだ経験があるのならば、水ぶくれが出来る前からヘルペスの再発を疑うようにした方が無難です。

特にまぶた周辺に異常を感じた際には、眼球へのリスクも考慮して、病院に相談に行った方が良いかもしれません。

気にしすぎるのも考え物ですが、いつまでも放置していては神経内でウイルスが広がっていく危険性もあるわけですから、時間に余裕があるのならば医師の診察をおすすめいたします。

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